
第71回
風邪をひかない身体づくりを!うつ伏せバタ足体操
風邪をひきやすいこの時季こそ、体調を整えておきたいですね。「うつ伏せバタ足体操」は、寝たまま無理なくできて、免疫力アップにつながります。免疫力が高まると感染症にかかりにくく、回復も早まるといわれていますので、日々の習慣として始めてみましょう。

体操の先生市川志織さん
静岡県島田市出身・在住。日本女子体育大学卒。中学・高校教員免許状Ⅰ種取得。中高老年運動指導士。スポーツ施設で教室を持ちながらフリーランスで活動。親子・幼児、高齢者、企業など幅広く運動指導。指導歴25年以上、3人の息子の母。
うつ伏せバタ足体操
うつ伏せの状態から足を交互にバタバタさせて、太ももの筋肉をじんわり鍛える体操です。足の付け根をやさしく刺激し、リンパの流れを促すことで効率よく筋力がアップ。筋力がつくことで、免疫力アップにつながります。
※フローリングなどの床で行う場合は、タオルケットや毛布などを敷き、痛くないようにしましょう。

①床やベッド・布団の上にうつ伏せになります。アゴを床につけるか、顔を横に向けて、首や腰に負担のない姿勢をとりましょう。

②そのままの姿勢で、両足の膝から下を交互に、ゆっくり上下に動かします。お尻にかかとがつくのが理想ですが、無理につける必要はありません。左右合わせて10回を目安に、無理のない範囲で行いましょう。余裕のある方は回数を増やしたり、もう1セット行ってもOKです。
ここがポイント
- 足をバタバタさせる速さは、太ももの前側にやさしいつっぱり感を感じる程度を目安に。リズムよく、気持ちよく!
- うつ伏せになるとき、アゴや顔の下に手を置くと腰が反りやすくなります。手は身体の横か顔の横に添えるようにしましょう。