
第68回
ケガやむくみ、クーラー冷えに!足首まわし体操
足首には、立つ・歩く動作を行う足関節があり、運動不足や年齢を重ねることで硬くなりやすくなります。また、常に身体を支えていることで疲れがたまりやすい上、「クーラー冷え」が加わるとむくみにつながるなど、悪循環に。足首の疲労回復を心がけましょう。

体操の先生市川志織さん
静岡県島田市出身・在住。日本女子体育大学卒。中学・高校教員免許状Ⅰ種取得。中高老年運動指導士。スポーツ施設で教室を持ちながらフリーランスで活動。親子・幼児、高齢者、企業など幅広く運動指導。指導歴25年以上、3人の息子の母。
足首まわし体操
自分流になっていることの多い体操のひとつ。正しく行うことで、ふくらはぎの筋肉を伸縮し血流が良くなります。それにより、むくみや冷えの解消、転倒やケガ予防などの効果が得られます。
※事前に裸足になるか、5本指の靴下をはいておきましょう。

①床に足を伸ばして座ります(長座の姿勢)。右足首のくるぶし(外側・内側)を右手でしっかりとつかみ、左ひざの少し上あたりに乗せます。

②右足の指と左手の指を絡ませて、しっかり握り合わせます。
右手でくるぶしをしっかりと固定して、くるぶし下から指先までをゆっくり20回まわします。さらに逆回転で20回行いましょう。
左足首も同じようにしてまわしましょう。一度に20回まわすことが大変な人は、左右各10回まわし×2セットでもOK。
ここがポイント
- くるぶしをつかんでしっかり固定しましょう。
- 足首から足先まで、大きくゆっくりまわしましょう。