
第64回
身体の外から高血圧を防ごう!あお向けバタ足体操
季節の変わり目で、昼夜の気温差が大きくなります。血圧の変動も大きくなり、血管に圧力が加わることで血流が悪くなるので、高血圧によるさまざまな病気を引き起こすことにも。リンパとふくらはぎを刺激して血流を良くし、春を楽しく過ごしましょう。

体操の先生市川志織さん
静岡県島田市出身・在住。日本女子体育大学卒。中学・高校教員免許状Ⅰ種取得。中高老年運動指導士。スポーツ施設で教室を持ちながらフリーランスで活動。親子・幼児、高齢者、企業など幅広く運動指導。指導歴25年以上、3人の息子の母。
あお向けバタ足体操
「第2の心臓」と言われ、心臓に血液を戻すポンプの役割をするふくらはぎと膝の裏にあるリンパを刺激します。そうすることで、血管の圧力による血流の滞りを防ぎ、血流を良くします。

①まず、あお向けに寝て膝を抱え込み、腰の周りの筋肉を伸ばしましょう。

②次に膝の裏に手を置いて、足がラクな位置で上下にバタバタさせましょう。5秒~10秒程度、無理のないように行いましょう。
ここがポイント
- 膝の裏側から手がズレないように固定しましょう。
- 「バタバタ」の幅が大きいほど刺激が強くなり、効果も高まりますが、無理のない範囲で行ってみましょう。