
第61回
肩こり改善、スムーズな歩行に!バレーの「パス」で全身運動
スポーツの秋にちなみ、バレーボールで味方にボールをつなぐ、「パス」の動きを使った体操を紹介します。腕と足腰の曲げ伸ばしを行うことで、肩こりや歩きにくさの改善につながりますので、バレー未経験の方もぜひ。

体操の先生市川志織さん
静岡県島田市出身・在住。日本女子体育大学卒。中学・高校教員免許状Ⅰ種取得。中高老年運動指導士。スポーツ施設で教室を持ちながらフリーランスで活動。親子・幼児、高齢者、企業など幅広く運動指導。指導歴25年以上、3人の息子の母。
バレーのパスで全身運動
脇肩関節を動かすことで肩の痛みやだるさを改善します。
また、太もも(大腿筋)が鍛えられることで、足を踏み出す力を付けられます。

①足を肩幅に開きます。

②膝を軽く曲げながら、目線を斜め上にして、顔の前で両手の親指、人差し指で三角形を作ります。両肘は外側へ突き出すように。

③膝を伸ばしながら両手でボールを押し出すようにして腕を伸ばしましょう。自由な速さで5回程度(無理をしないように)
※膝が痛い方は腕の曲げ伸ばしだけでOK!
ここがポイント
- できるだけ背筋を伸ばした姿勢で行いましょう。
- 膝を曲げる、伸ばす反動で、リズミカルに腕を伸ばしましょう。