
第55回
寝る前の1分で快眠!ぐっすり眠れる体操
最近、ぐっすり眠れないと感じていませんか?この時季は、季節の変わり目で自立神経のバランスが乱れ、睡眠障害を引き起こしやすくなります。深い呼吸を心がけて、神経のバランスを整えるようにしましょう。寝る前の習慣にすると、条件反射で眠りにつきやすくなりますよ。

体操の先生市川志織さん
静岡県島田市出身・在住。日本女子体育大学卒。中学・高校教員免許状Ⅰ種取得。中高老年運動指導士。スポーツ施設で教室を持ちながらフリーランスで活動。親子・幼児、高齢者、企業など幅広く運動指導。指導歴25年以上、3人の息子の母。
ぐっすり眠れる体操
猫背になっていると内臓に負担がかかり、深い呼吸ができません。姿勢を整えて胸を大きく開き、たっぷり息を吸い込みましょう。胸まわりの筋肉もほぐれ、さらに酸素が入りやすくなります。

①椅子に座って両足を肩幅程度に開いて背筋を伸ばします。

②手を後ろに組み胸を大きく開き、ゆっくり息を吸いましょう。(肺が広がっていくのを感じて。)

③しっかり息を吐き切ります。これを1分程度繰り返しましょう。
ここがポイント
- 吐くことが大事。しっかり吐かないと、たっぷり吸い込むことができません。
- 両肘を後ろに引くようにすると胸が開きやすくなります。