
第52回
足首のグキッを防ごう!正しいアキレス腱のばし
最近、アキレス腱を伸ばしていますか?アキレス腱が硬くなると足首の動きが鈍くなり、ちょっとした段差でもくじきやすくなります。お馴染みの体操ですが、間違えたやり方で覚えている人も多いので、初心に帰って「アキレス腱のばし」を見直してみましょう。

体操の先生市川志織さん
静岡県島田市出身・在住。日本女子体育大学卒。中学・高校教員免許状Ⅰ種取得。中高老年運動指導士。スポーツ施設で教室を持ちながらフリーランスで活動。親子・幼児、高齢者、企業など幅広く運動指導。指導歴25年以上、3人の息子の母。
正しいアキレス腱のばし
壁を押す力を利用して、アキレス腱をしっかり伸ばしましょう。

①壁に両手を着いて肘を軽くのばし、左足を後ろに軽く下げます。両足のつま先が真っ直ぐ前を向いていることを確認。

②両手で壁を押しながら(壁に体重をかける感じ)肘を曲げ、右膝を軽く曲げると左足のアキレス腱がのびます。5秒ほどのばしましょう。(両足それぞれ2~3回)
ここがポイント
- 両足のつま先が外側を向かないようにしましょう。
- アキレス腱をのばす時、息を吐きながら伸ばしましょう。