
第50回
腰まわりを伸ばして腰痛改善!ごめんなさいポーズのストレッチ
悪い姿勢で長時間座り続けていると、背骨が詰まったり、腰回りの筋肉が固まったりして腰痛を引き起こしていることがあります。ポイントは腰回りを伸ばすこと。腰痛の症状には様々ありますが、腰をそらせた時に痛くなる方に特におすすめです。

体操の先生市川志織さん
静岡県島田市出身・在住。日本女子体育大学卒。中学・高校教員免許状Ⅰ種取得。中高老年運動指導士。スポーツ施設で教室を持ちながらフリーランスで活動。親子・幼児、高齢者、企業など幅広く運動指導。指導歴25年以上、3人の息子の母。
ごめんなさいポーズのストレッチ
腰から背中にかけての背骨のすき間や、腰まわりの筋肉を緩めることで、腰痛の予防・改善につながります。

①正座をして、座布団やクッションを足の付け根に置きます。

②膝の前に手を置いて、背中を丸めて手の上に額を近づけます。そのままゆっくり息を吐き、吐ききったら姿勢を戻します。(3回程度)
※腰回りの伸び感が少ない場合は、座布団やクッションのサイズを大きくするか、さらに他のものを足して調節しましょう。
ここがポイント
- 背中を丸める時にお尻が浮かないようにしましょう。
- 息を吐く時に、「背骨の骨」と「骨の間」を広げるようにイメージしましょう。そうすることで、骨と骨の間に酸素が入り、より伸びやすくなります。