
第48回
体力アップや認知症予防などに!健康増進ウォーキング
歩くことにはさまざまな健康効果があります。全身の持久力や筋力のアップ、快眠、最近では認知機能低下を予防する効果もあるといわれています。正しい歩き方を覚えて、しっかり健康増進を目指しましょう。

体操の先生市川志織さん
静岡県島田市出身・在住。日本女子体育大学卒。中学・高校教員免許状Ⅰ種取得。中高老年運動指導士。スポーツ施設で教室を持ちながらフリーランスで活動。親子・幼児、高齢者、企業など幅広く運動指導。指導歴25年以上、3人の息子の母。
健康増進ウォーキング
腕を振りながら歩くことで、体力・筋力アップ、脳が活性化することで認知症予防につながります。足を動かす運動は自律神経のバランスを整えるので、睡眠の質も良くなります。

①背筋を伸ばし、目線はまっすぐに。足を肩幅くらいに開いて立ちます。
②肩を上げてストンとおろして脱力し、歩かずに腕を数回しっかり振って歩く準備をしましょう。

②腕を振りながら歩き出します。かかとから着地し、つま先へと重心を移動させながら、親指で地面をけり上げるようにして次の一歩を踏み出します。
ここがポイント
- ゆっくりで良いので、足の裏全体が着いていることを意識しながら歩きましょう。
- 腕をしっかり振って、ワンツー、ワンツー、リズミカルに!