第4回

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飲み込む力をアップ!ラクラクごっくん体操

肺炎や気管支炎でお亡くなりになる方の約9割は65歳以上の高齢者。そのほとんどが飲み込む力が弱いため、肺や気管に食べ物が入り込む事で起こる「誤嚥性(ごえんせい)肺炎」が原因といわれています。いつまでも元気でおいしく食べるために、飲み込む力を強くしましょう。

市川先生

体操の先生市川志織さん

静岡県島田市出身・在住。日本女子体育大学卒。中学・高校教員免許状Ⅰ種取得。中高老年運動指導士。スポーツ施設で教室を持ちながらフリーランスで活動。親子・幼児、高齢者、企業など幅広く運動指導。指導歴25年以上、3人の息子の母。

ごっくん体操

飲み込む力は首の筋肉に集中しています。まずは首の筋肉をほぐして、飲み込みやすくしましょう。
(①~③を1セットとして3セットが目安)

①首を左右に傾ける。

②左右横を向く。

③目をパッチリ開けて首を回す(左右)。目を開けることで、めまいの予防に。

口を閉じてベロ体操

舌の筋肉を鍛えて、食べた物がスムーズに飲み込めるようにします。言葉もはっきり、伝わりやすくなります。
(①~④を1セットとして5セットが目安)

①舌で上くちびるを押す

②舌で下くちびるを押す

③舌で左右の頬を押す

④口を閉じたままでくちびるの内側をなめるように回す(右回り、左回り)

パ・タ・カ・ラ体操

舌の動きが良くなります。のどの筋肉も鍛えられて飲み込む力が強くなります。(口中にだ液が潤う程度が目安)

【ポイント】だ液は大事!

だ液は、食べた物をまとめて飲み込みやすくするだけでなく、外部からのウイルスもやっつけてくれるので、風邪の予防にもGoodですよ。

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