
第38回
スネを鍛えて、つまづかない!ウキウキ歩き“たい操”
風薫る初夏。ちょっとおしゃれしてウキウキ歩きたいですね。歩く時に気を付けたいことは、つま先の突っかかり。踏み出したつもりなのに、つまづいてしまったという話をよく聞きます。スネの筋肉を強くすることで、足がすっと前に出るようになりますよ。

体操の先生市川志織さん
静岡県島田市出身・在住。日本女子体育大学卒。中学・高校教員免許状Ⅰ種取得。中高老年運動指導士。スポーツ施設で教室を持ちながらフリーランスで活動。親子・幼児、高齢者、企業など幅広く運動指導。指導歴25年以上、3人の息子の母。
ウキウキ歩きたい操
つまづかないための体操。スネ(前脛骨筋)を鍛えることでつま先が上がるようになり、ふくらはぎ(下腿三頭筋)を強くすることで血流が良くなり効果がアップ!

①椅子に座って足を肩幅程度に開きます。

②かかとをつけたまま、つま先を上げ下げします。(10回)

③つま先をつけたまま、かかとを上げ下げします。(10回)
ここがポイント
- ももの上に手を置いて筋肉が動いていることを意識しましょう。効果がアップします!
合わせ技!転んでも骨折しないために
年齢を重ねると骨密度が低くなりやすく、ちょっと転倒しただけで骨が折れてしまうことも。
転んでも骨折しないために、骨を丈夫にする体操を合わせ技で。

①膝が90度になるように座ります。

②片足ずつ足踏みをします。下ろす時に足の裏全体で着地。(交互に10回ずつ程度)