
第3回
認知症予防にGood!脳トレ体操
最近、物忘れが多かったり、人の名前が思い出せなかったりしませんか?変化のない日々を送っていると、脳がぼんやりとしてしまいがち。指や指間を動かしたり、刺激したりする体操で脳を活性化させましょう!


体操の先生市川志織さん
静岡県島田市出身・在住。日本女子体育大学卒。中学・高校教員免許状Ⅰ種取得。中高老年運動指導士。スポーツ施設で教室を持ちながらフリーランスで活動。親子・幼児、高齢者、企業など幅広く運動指導。指導歴25年以上、3人の息子の母。
指の組み替え体操
両手を交互に組み替える。組み替えた時に感じる違和感が脳の刺激になって活性化します。
(①~③を1セットとして5セットが目安)

①両手を自然に組みます。(イラストは右手親指が上)

②指をすべて組み替えます。(組み替えで左手親指が上に)

③指の付け根をぎゅっぎゅっと押し、付け根を刺激する。
グー・チョキ・パー体操
グー、チョキ、パーとパー、チョキ、グーを繰り返す指の体操。指間を広げて脳を刺激します。(①~③を1セットとして5セットが目安)
(①~④を1セットとして5セットが目安)

①両手でグー、チョキ、パーを3回。
②パー、チョキ、グーを3回。
③グー、チョキ、パー→パー、チョキ、グー の往復を3回。
指間を意識してしっかり開くことがポイント。早さよりも間違えないようにすることが脳の刺激に。
アレンジ編
指間を広げる体操。脳が活性化するだけでなく、握力アップにつながり一石二鳥。
ペットボトルのキャップが開けられない方はチャレンジ!

指をまっすぐ閉じた状態から開く。閉じて、開く、を1回として5セットを目安に。慣れてきたら回数を増やしましょう。
生活習慣の変化が脳にいい!
脳はとても賢いので慣れてしまいます。お散歩コースを変えて違う景色を楽しんだり、歯ブラシを普段とは逆の手に持ちかえたり、日頃の習慣に変化を与えると脳の活性化にいいですよ。※ストレスにならない軽い変化にしましょう。