
第25回
ふくらはぎを鍛えよう!脱・冷え性体操
女性の約8割に冷えがあるといわれているのは、もともと女性は筋肉量が少なく、熱をつくるのも、全身にめぐらせるのも苦手だからです。寒い冬は家でじっとしてしまいやすく、筋力も衰えてしまいがち。室内でイチ、二ッ。冷え性を改善、予防しましょう。

体操の先生市川志織さん
静岡県島田市出身・在住。日本女子体育大学卒。中学・高校教員免許状Ⅰ種取得。中高老年運動指導士。スポーツ施設で教室を持ちながらフリーランスで活動。親子・幼児、高齢者、企業など幅広く運動指導。指導歴25年以上、3人の息子の母。
かかと落とし
血液を押し上げるポンプの働きをするふくらはぎは、「第2の心臓」と呼ばれています。鍛えることで血行促進、冷え性改善につながります。

左右の足を揃えてまっすぐに立ち、両足のかかとをグイッと持ち上げ、つま先立ちになるように。
この動きを次の1、2の要領で繰り返し行います。

①足を揃えて
両足を合わせて立ち、そのままかかとを上げて、下ろす。10回ほど。
②かかとを合わせて
左右のかかとをくっつけて立ち、そのままかかとを上げて、下ろす。10回ほど。
ここがポイント
- 目線も、背筋も、まっすぐに。
- 椅子につかまるなどして、ふらつかないようにしましょう。
すぐに温まりたい時は・・・
手の指と足の指を重ねます。手の指で足の指を包むようにしながら、足の指を丸め3~5秒間押し下げる(両足3回ほど)。すぐに上半身までぽかぽかになります。力の入れ過ぎに注意。
