
第2回
便秘にさようなら!腸げんき体操
実りの秋。もりもり食べているみなさん、便秘で悩んでいませんか?便秘にならないためには水分や食物繊維を取るのが大事ですが、腸を動かすことも大切なポイントです。2つの体操でお腹周りの筋肉を刺激して、腸を活性化しましょう!

体操の先生市川志織さん
静岡県島田市出身・在住。日本女子体育大学卒。中学・高校教員免許状Ⅰ種取得。中高老年運動指導士。スポーツ施設で教室を持ちながらフリーランスで活動。親子・幼児、高齢者、企業など幅広く運動指導。指導歴25年以上、3人の息子の母。
1 お腹をねじる体操
ももを上げる、下げる動作で骨盤周りの筋肉(腸腰筋)に刺激を与えます。腰から背中がじんわり温まり、胃腸が活性化。(左右1回5セットが目安)

①肩幅ほどに足を開く。手は下にぶらっと垂らした状態に。

②「1、2」と数えながら後方へねじる。横腹のねじれ、おへそに意識を集中!「3、4」と数えながら元に戻す。

③ひざを軽く曲げながら、ももをポンポンとたたいて軽い刺激を。
ここがポイント
ねじる時、横腹・おへそに意識を集中する事で、より腸が活発に。
2 もも上げ体操
ももを上げる、下げる動作で骨盤周りの筋肉(腸腰筋)に刺激を与えます。腰から背中がじんわり温まり、胃腸が活性化。(左右1回5セットが目安)

①肩幅ほどに足を開く。手は肩の高さで前へ出し、バランスを取りやすく。

②「1、2」と数えながらももを上げる。上体をそらさないように!「3、4」と数えながら下げる。勢いに任せないで、上げるときのようにゆっくりと下げましょう。

上体がぐらぐらする場合は座ってもOK!ひじかけに手を置くと安定しますよ!
ここがポイント
ゆっくり上げる、下げることでインナーマッスルが刺激されて効き目がアップ!
便秘解消の3原則
- 水分を摂る
- 食物繊維を摂る
- 腸を動かす