紀州南高梅の通販

和歌山県のほぼ真ん中に位置するみなべ町は、「ひと目百万、香り十里」と称されるほど、見渡すかぎり梅園が広がる日本一の梅の里。
市川園で販売している梅干は、このみなべ町で生まれた最高級品種の梅・南高梅を使用しています。
育てているのは地元の梅農家の栗山さん。
栗山さんの３６５日は忙しい。せっせと肥料を与えて栄養たっぷりの土を作ったり、立派な粒に育つよう、枝木を剪定するなど、誰よりも細やかに愛情こめて育てています。
そして梅雨の頃、自然に落果するまで完熟を待った南高梅を収穫。塩漬けをしたあと、丁寧に一粒ずつお日様の下に広げ、天日干しをしてから梅干職人さんに託します

市川園の梅は、栗山さんが大切に育てた皮が薄く果肉たっぷりの南高梅。
素材自体が逸品です。
そのうえ、熟練の職人さんが選びぬいた本当にいい粒だけを使い、秘伝の漬け汁に漬け込みます。箸でつまめば、ほろりと剥けてしまうほど柔らかな皮、果肉とろり、南高梅のうまみを引き出しながら、まろやかさを包む魔法の汁なのです。もちろん、保存料や着色料は一切使っていないから安心です。
塩が抜けすぎず、味も濃くなりすぎないよう、職人さんの絶妙な感覚で漬け込んでいきます。じっくりゆっくり約１ヶ月、芳醇な香りと自然な色つや、味がぎゅっと凝縮された極上の梅干ができあがります。
収穫から梅干になるまで数ヶ月。粒の選別から塩抜き、漬け込みなど、すべて手作り。
工程ごとに長い時間と手間隙をかけ、たっぷりの愛情を注いでいます。
「こんなに丁寧に手作りするの？」と、驚かれるほど！他では真似できない味は、こだわりから生まれています。

最近の梅干は風趣いろいろ。お取寄せギフトとして人気の「白楽の梅」をはじめ、かわいい小梅の「京小梅」、はちみつが優しい「蜜美の梅」、４種の梅を詰め合わせた「梅づくし」など、市川園では８種類のおいしさを通販でお楽しみいただけます。

梅干の塩分は２０％前後といわれています。でも、市川園の梅干は塩分約３〜１０％。17％もあります。最高級の南高梅本来の自然の味を残しながら、“誰にも食べやすい梅干を作りたかったから”と塩味控えめ、おいしくて健康な梅干を作りました。